【価格目安あり】庭木1本から山林まで!適正価格で安心の伐採サービス
自宅の庭に生い茂った木々や、相続した山林の管理でお困りではありませんか?「倒木の危険がある」「近隣トラブルになりそう」「どこに頼めばいいかわからない」など、木に関する悩みは尽きないものです。
伐採と聞くと、費用が高額になりそうで不安に感じる方も多いでしょう。しかし、伐採の費用は作業内容や木の状況によって大きく変わります。この記事では、庭木1本から広大な山林まで、お客様が抱える様々な伐採の悩みを解決するために、具体的な価格目安から、安心できる業者選びのポイントまで、徹底的に解説します。
1.伐採サービスの基本:庭木と山林の違い
一口に「伐採」といっても、庭木と山林ではその目的も作業内容も大きく異なります。まずは、それぞれの伐採サービスについて理解を深めましょう。
庭木の伐採
主に個人宅の庭や敷地内にある木を対象とします。

主な目的:
- 倒木リスクの回避: 大きくなりすぎた木や、病気で弱った木が倒れて家屋や隣家に被害を及ぼすのを防ぐ。
- 日当たり・風通しの改善: 密集した木々を間引き、庭や家の日当たりを良くする。
- 景観の維持: 庭の見た目を整え、管理しやすい状態にする。
作業の特徴:
- 住宅密集地での作業が多く、クレーンや高所作業車を使用することが多いです。
- 倒木させるスペースがないため、枝を少しずつ切る「特殊伐採」が主流となります。
- 伐採だけでなく、切り株を取り除く「伐根(ばっこん)」や、枝葉の処分まで含めて依頼されることが一般的です。
山林の伐採
所有する山林の木を対象とします。

主な目的:
- 間伐(かんばつ): 森林の成長を促すため、密集した木を間引く。
- 皆伐(かいばつ): 区域内の木をすべて伐採する。主に木材として利用するために行われます。
- 太陽光発電所建設のための伐採: 土地の有効活用として、メガソーラーの建設に伴い伐採する。
作業の特徴:
- 広い範囲での作業となるため、高性能林業機械(ハーベスタ、フォワーダなど)が使われます。
- 林道が整備されているか、搬出路を確保できるかが重要なポイントとなります。
- 伐採した木材の再利用(売却)を前提として計画を立てることが多いです。
2.伐採の費用はどのように決まる?価格の決定要素
伐採費用は、単純な「本数」や「面積」だけで決まるものではありません。以下の様々な要素が複合的に影響します。
① 作業対象となる「木」の種類
- 幹の太さ: 太い木ほど作業時間や手間がかかり、費用も高くなります。
- 樹高(高さ): 高い木は危険度が増し、クレーンや特殊機材が必要となるため、費用が上がります。
- 樹種: 幹が硬い広葉樹や、枝が複雑に絡む木は、作業が難しくなるため費用が高くなります。
② 作業を行う「場所」の環境
- 立地: 平地か斜面か、足場が安定しているかで作業の難易度が大きく変わります。
- 周辺状況: 建物や電線が近くにある、倒木させるスペースがない場合などは、特殊な技術が必要となり、費用が上がります。
- 搬出経路: 伐採した木材を運び出すための道が狭かったり、未整備であったりすると、重機を使えず人手での作業となり、費用が高くなります。
③ 作業内容
- 伐採のみ vs. 伐採+伐根: 伐採費用に加えて、切り株を抜く伐根費用や、抜いた後の土地整備費用が加算されます。
- 枝葉の処分: 伐採した木材だけでなく、枝葉の処分費用も含まれます。これらはお客様ご自身で処分することも可能ですが、一般的には業者に依頼するケースが多いです。
- 重機の使用有無: クレーンや高所作業車など、専門的な重機を使用する場合、そのレンタル費用や操作費用が加算されます。
3.【価格目安】庭木1本から山林まで!具体的な料金相場を公開
それでは、具体的な料金相場を見ていきましょう。あくまで目安であり、最終的な費用は現地調査によって確定します。
庭木の伐採費用(1本あたり)
樹高(高さ) | 幹の太さ(直径) | 料金目安(伐採のみ) |
~3m未満 | 10cm未満 | 8,000円~15,000円 |
10cm~30cm | 15,000円~30,000円 | |
3m~5m未満 | 10cm未満 | 20,000円~35,000円 |
10cm~30cm | 35,000円~60,000円 | |
5m~7m未満 | 10cm~30cm | 50,000円~80,000円 |
30cm~50cm | 80,000円~150,000円 | |
7m以上 | 30cm以上 | 100,000円~(特殊伐採) |
- 伐根費用(切り株の撤去): 1本あたり10,000円~50,000円程度。切り株の大きさによって変動します。
- 枝葉処分費用: 軽トラック1台分あたり10,000円~20,000円程度。
山林の伐採費用(1㎡あたり、または1坪あたり)
山林の伐採費用は、主に「皆伐(すべてを伐採)」か「間伐(間引く)」かで大きく変わります。
伐採方法 | 料金目安(1㎡あたり) | 料金目安(1坪あたり) |
皆伐 | 300円~1,000円 | 1,000円~3,000円 |
間伐 | 500円~1,500円 | 1,600円~5,000円 |
- 木材の搬出費用: 林道の状態や、運搬距離によって別途費用が発生します。
- 重機費用: ハーベスタやフォワーダなどの大型重機を使用する場合、1日あたり10万円~20万円程度の費用が加算されることがあります。
- 木材の売却益: 伐採した木材を製材所などに売却できる場合、費用からその売却益を差し引くことで、トータルコストを抑えることができます。
これらの価格はあくまで一例です。具体的な費用を知るには、必ず複数の業者から相見積もりを取ることをお勧めします。
4.適正価格で安心のサービスを選ぶ3つのポイント
「安さ」だけを基準に業者を選ぶと、後でトラブルになることも少なくありません。適正な価格で、かつ安心して任せられる業者を選ぶためのポイントを解説します。

ポイント① 豊富な実績と資格の有無を確認する
- 実績: 伐採は危険を伴う作業です。多くの実績を持つ業者は、様々なケースに対応するノウハウを持っています。特に、住宅密集地での特殊伐採や、大規模な山林伐採の実績があるかを確認しましょう。
- 資格: 伐採作業には「伐木等業務特別教育」といった専門的な資格が必要です。また、重機を扱うには「車両系建設機械運転技能講習」などの資格が必須となります。これらの資格を保有しているかを事前に確認しましょう。
ポイント② 見積もりの内容をしっかり確認する
見積もりには、以下の項目が明確に記載されているかを確認してください。
- 作業内容の内訳: 伐採、伐根、枝葉の処分、重機費用など、それぞれの作業にいくらかかるかが細かく記載されているか。
- 追加料金の有無: 「見積もり金額以外に追加費用は発生しますか?」と必ず確認しましょう。特に、予期せぬトラブルや悪天候による作業遅延などが発生した場合の対応についても聞いておくと安心です。
- 損害保険の加入: 万が一、作業中に事故が起きた場合の損害賠償に備え、賠償責任保険に加入している業者を選びましょう。
ポイント③ 現地調査を依頼する
電話やメールだけで金額を提示する業者には注意が必要です。伐採費用は現地の状況に大きく左右されるため、必ず現地調査を行って正確な見積もりを算出してもらうことが重要です。
5.伐採費用を抑えるための知恵袋
伐採費用を少しでも安く抑えたい、という方のために、いくつかの方法をご紹介します。
① 複数の業者から相見積もりを取る
最も効果的な方法です。複数の業者を比較することで、相場を把握し、適正な価格でサービスを提供している業者を見つけることができます。
② 補助金・助成金制度を活用する
地域によっては、特定の条件を満たす伐採に対して補助金や助成金制度を設けている場合があります。例えば、以下のような制度があります。
- 危険木伐採事業: 倒木リスクのある木を伐採する場合に、費用の一部を補助。
- 竹林整備事業: 放置された竹林を整備する場合に、費用の一部を補助。
- 空き家関連の補助金: 空き家とその敷地の木を伐採する場合に、解体費用と合わせて補助金が支給されるケースもあります。
自治体のホームページや、役所の林業課、建築課に相談してみましょう。
③ 伐採した木材・枝葉を自分で処分する
枝葉を細かく切って可燃ごみとして出す、木材を薪として利用するなど、可能な範囲で自分で処分することで、処分費用を削減できます。ただし、作業には危険が伴うため、無理のない範囲で行いましょう。
まとめ:安心・安全な伐採サービスで、快適な生活と資産価値を
庭木や山林の放置は、単に景観を損ねるだけでなく、近隣トラブルや、最悪の場合、人命に関わる重大な事故につながる可能性もあります。
- 庭木1本から: 倒木のリスクがある危険な木は、早めに専門家にご相談ください。
- 山林全体: 放置された山林は、資産価値を失うだけでなく、管理費用だけがかかる負の資産となる可能性があります。
私たちは、お客様の状況に合わせた最適な伐採プランをご提案し、安心・安全な作業をお約束します。ご自身では判断が難しい場合でも、弊社ではお見積りは無料なのでまずはお問合せください。
はじめまして、解体くん編集部・スタッフです。主に解体工事の施工内容や関係法令、お客様へお得な情報を掲載しております。解体工事は人生で1度あるかないかのイベントで、施工前はみなさん心配になります。そんな不安を解消できるようお客様へ有益な情報を提供できるよう心掛けてまいります。もし解体に対してご不明な点等ございましたらお気軽にお問合せください。