鉄材と残置物が残っているケースとは?解体・撤去時の注意点をわかりやすく解説

解体工事や土地整理の相談の中で、
「鉄材が地面に残っている」
「鉄くずと一緒に残置物が大量にある」
といったケースは珍しくありません。

一見すると「鉄だから売れるのでは?」「まとめて片付ければ簡単そう」と思われがちですが、
鉄材+残置物がある状態は、実はトラブルや追加費用が発生しやすいケースでもあります。

この記事では、専門知識がない方でも理解できるように、
鉄材と残置物が残っているケースの考え方や、撤去時の注意点をわかりやすく解説します。

鉄材+残置物ありのケースとは?

鉄材とはどのようなものか

解体や撤去の現場で言う「鉄材」とは、主に次のようなものを指します。

・鉄骨
・鉄パイプ
・H鋼、L字鋼
・鉄製フレーム
・古い物置や倉庫の骨組み

これらは建物解体後や、古い設備撤去後に敷地内へ残っていることがあります。

残置物とは?

残置物とは、本来撤去・処分されるべきだった物が敷地内に残っている状態を指します。

・家具
・家電
・木材
・プラスチック製品
・生活ごみ、不用品

鉄材と一緒に残置物が混在しているケースは、処分方法が複雑になりやすいのが特徴です。

鉄材と残置物が混在していると問題になりやすい理由

鉄材単体であれば、
・分別
・スクラップ処理
が比較的スムーズに進む場合もあります。

しかし、残置物が混ざっていると次のような問題が起こりやすくなります。

・分別作業に手間がかかる
・処分費用が想定より高くなる
・鉄くずとしての買取ができない
・作業日数が増える

結果として、当初の見積もりより費用が増える原因になりやすいのです。

鉄材+残置物ありの現場でよくあるケース

ケース① 建物解体後に鉄材と残置物が残っている

建物本体は解体されたものの、
・鉄骨の一部
・内部に残っていた不用品
がまとめて敷地に残っているケースです。

追加工事として撤去が必要になることがあります。

ケース② 倉庫・物置の撤去後に鉄材が散乱している

古い倉庫や物置を撤去した際に、
骨組みの鉄材や金属部品が敷地内に残るケースです。

細かい金属片が多く、手作業での回収が必要になることもあります。

ケース③ 土地購入後に鉄材と残置物が発覚する

土地を購入したあとで、
地中や敷地奥から鉄材・不用品が出てくるケースもあります。

売買時に想定されていなかったため、トラブルになりやすい事例です。

見積もり時に必ず確認すべきポイント

鉄材+残置物ありのケースでは、見積もり時の確認が特に重要です。

・鉄材の量、種類
・残置物の内容(可燃・不燃・混合)
・分別作業が必要かどうか
・重機が使えるか
・地中埋設があるか

現地確認を行わずに出された見積もりは、
後から金額が変わる可能性が高くなります。

追加費用が発生しやすいケース

次のような場合は、追加費用が発生しやすくなります。

・鉄材と残置物が複雑に絡み合っている
・想定以上の量が出てきた
・地中から鉄材が見つかった
・分別作業が想定より多い
・手作業での撤去が必要

「鉄は売れるから安くなる」とは限らない点に注意が必要です。

鉄材+残置物撤去の費用相場

費用は状況によって大きく異なりますが、目安は以下の通りです。

・少量の鉄材+残置物:数万円〜
・中規模の撤去作業:5〜15万円前後
・地中埋設や分別作業が多い場合:15万円以上

正確な金額は、現地調査後の見積もりで判断されます。

「自分で片付けられない?」という疑問について

小規模であれば、自分で分別・処分できるケースもあります。

しかし、
・重量物が多い
・鋭利な鉄材がある
・処分ルールが複雑
といった場合は、安全面・手間の面からも専門業者への依頼が現実的です。

鉄材と残置物は解体工事と一緒に依頼すべき?

解体工事が絡む場合は、
解体と鉄材・残置物撤去をまとめて依頼するケースが多く見られます。

まとめて依頼することで、
・工程管理がしやすい
・作業の手戻りが少ない
・トラブルを防ぎやすい

といったメリットがあります。

まとめ|鉄材と残置物が残っている場合は早めの相談を

鉄材+残置物が残っている状態は、
放置すると作業が複雑になり、費用や手間が増えやすいケースです。

・まずは現地状況を確認してもらう
・分別・処分方法を明確にする
・追加費用の可能性を把握する

これらを意識することで、スムーズな撤去につながります。

鉄材や残置物の撤去でお困りの場合は、
早めに専門業者へ相談することをおすすめします。